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入社1日目でもわかる事業再生と金融機関

Photo by oza

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事業再生のスタート地点

事業再生のスタート地点は、どこなのか?
これはいつも議論されるテーマです。

私は、『社長が再生の必要を感じた時』と申していますが、
現実的には、「金融機関から新規融資を断られた」という方が
大変多いです。

では、金融機関の融資謝絶がなぜ事業再生の引き金になるのでしょうか。
これは、資金繰りに致命的な影響があるからです。

一般的には企業が赤字を出すと大変くらいの認識の方が多いですが、
赤字にも様々な種類があり、赤字で即倒産するとは限りません。

倒産という言葉は日常的に使われていますが、
帝国データバンク 倒産の定義より以下引用


日常的に使用する「倒産」という言葉は、法律用語ではありません。
一般的には「企業経営が行き詰まり、弁済しなければならない債務が弁済できなくなった状態」を指します。
具体的には、以下に挙げる6つのケースのいずれかに該当すると認められた場合を「倒産」と定め、
これが事実上の倒産の定義となっています。
(1)銀行取引停止処分を受ける※
(2)内整理する(代表が倒産を認めた時)
(3)裁判所に会社更生手続開始を申請する
(4)裁判所に民事再生手続開始を申請する
(5)裁判所に破産手続開始を申請する
(6)裁判所に特別清算開始を申請する
※手形交換所または電子債権記録機関の取引停止処分を受けた場合

とされています。

要するに赤字で倒産するのではなく、
1.に上げられるように銀行取引停止処分

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