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静岡浅間神社

東京と静岡を行ったり来たりしながら、
生活と仕事をしております。
静岡浅間神社は、家から
徒歩三分なので娘と良く行きます。
最近宮司さんが代わったのか、
お賽銭箱が増えました(笑)

お炊き上げが定価300円
 水くみに賽銭箱
 馬舍に賽銭箱
いままで無かったところにも(笑)

娘のお気に入りは、鯉のいる綺麗な池です。
静岡おでんの食べられる茶店もあります。
茶店でないとわかっていたのですが、
「鯉のエサありますか?」と
聞いてみました。
「すいません、ないんですー。」
とのこと。あきらめて帰りました。
二週間後、鯉のえさ、ありました(笑)
しかも、30円。
コンサルタントとしては30円でなくて
100円で良かったと思います。
商品原価から考えると値段の設定を間違えることがあります。
お客様はコイのエサの原価を気にして購入するのではなく
子供との楽しい一時、鯉や鳩との体験を購入しています。
コカ・コーラによる爽やかな一時、
以上の長さで楽しみが得られれば百円は
充分とれたはずです。
一度30円と値をつけてしまうと百円に
値を上げるためには、壮大な理由付けが必要です。
大変惜しいことをしました。
原価10円のものを30円で売ると
利益66パーセントと納得してしまうのですが、
20円ではものの足しになりません。
こんな時は額を意識する必要があります。
他の商品の利益率を結果として平均を下げてしまいます。

例えば、

おでん1つ100円、原価30パーセントで
3つ食べると売上300円、原価90円、
利益率70パーセントです。

コイのエサでわずかとは言え
利益率を下げる要素になります。

これをおでんの値段をあげると競合のおでんやに
お客様を奪われる可能性があります。

コイのエサという市場(競合のおでん店には池がない)に気がついて
コイのエサを100円で売ると
売上400円、原価100円、利益率75パーセントです。

五パーセントも客一人当たり利益率があがります。
利益額が210円から300円に増えます。
胃袋の満杯という制約を超えられます。
楽しい体験で、リピートが期待されます。
競合との絶対的差別化が計れます。

お客様に粗利率と粗利額の話、
差別化の話をよく致します。

こういう考えで自分のビジネスを見直すと面白いです。

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