鳥倉の事業再生Blog 経営者の人生にフォーカスした事業再生を

条件変更手数料

とある案件。
取引銀行の担当者が条件変更の直前になって
「借入口一つに対して事務手数料3万円と消費税です。」
「200万円以下の残高はいただきませんので、
 今回は9万円と消費税です。」
と言ってきました。
本件、月額プロラタ元金が10万円の案件です。
返済額と手数料額があまりにいびつです。

鳥倉
「月額元金相応の手数料ってどう思いますか」
と質問。

銀行
「手数料相当額を元本に内入れする検討ならできます」
との回答。

鳥倉
「6行協調の案件ですから、必要な諸経費については
 バンクミーティングで議論していただきたかったのですが」
「元金に入れても良いって事は手数料がなくても良いって事ですか?」
「今更そんな調整できませんよね?」
と応酬。

銀行
「弊社の姿勢をおかしいと言われるまでの事は無いと思います」

鳥倉
「じゃあ申し上げますが、昨年はいくらでしたか」

銀行
「1件一万円と消費税です。円滑化法も終わり一区切りついたので値段を変更しました」

鳥倉
「手数料を一挙に説明も無く3倍にするとはどういう了見ですか。
 円滑化法の精神は受け継がれているんじゃないの」

銀行
「だったら50%オフにします」

鳥倉
「根拠は何ですか?」

銀行
「要請があったからです。」
「手数料で揉めたとしても条件変更の手続き自体は進めます」
「弊行だって少額の元金に納得したわけではないのだから、
 手数料はいただきたい」

鳥倉
「協調案件でバンクミーティングまでしているのに、設定元金に納得したわけ出ないとはどういう主旨ですか」
「手数料を受け取ったり受け取らなかったりするから信用がないんじゃないの」
「弱い立場にある会社に支払をお願いする金額ですか?」

久しぶりに頭の痛い会話でした。

当然しっかり争えばゼロにまでできるのですが、
後の禍根になっても仕方がないので
(根に持つ銀行員というのは扱いに困る者です)
社長と相談して決めます。
PS.後日社長と銀行にて前年同様の3万円にて決着致しました。
小職も銀行の考えも分かるのですが、事後で提示するのはあまりに乱暴だと思います。
顧客は銀行と対話ができない事が多いです。
銀行は優越的地位の乱用と言われない、
根回しを丁寧にすることが肝要かと思います。

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